もの置き場

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三題噺/140字小説

「どうせなにをやってもダメなんだ」
心折れた、とばかりに少年は呟いた。冬の夜は冷えるが、彼は御構い無しといった様子で道路を一人歩いていく。小さなサーカス団の見習いパフォーマーである彼は、厳しいマスターの教育に嫌気がさしていた。それが愛情とは、まだ気づけない。

 

お題

サーカス団、道路、心折れた