140字小説, 文カナ
「文太くん?」
立ち上がろうとした私の右手を文太くんの大きな手がしっかり捕まえている。
「……」
泣きそうな顔で見つめる彼が愛しくて、私は笑う。
「もう少し、ここにいていいかな?」
「ん……」
たまには素直になれなくてもいいよ、と私は心の中で呟いた。
#ペンタゴンシンドローム
「文太くん?」
— Avril(アヴリル) (@avril_le_quatre) December 18, 2017
立ち上がろうとした私の右手を文太くんの大きな手がしっかり捕まえている。
「……」
泣きそうな顔で見つめる彼が愛しくて、私は笑う。
「もう少し、ここにいていいかな?」
「ん……」
たまには素直になれなくてもいいよ、と私は心の中で呟いた。#ペンタゴンシンドローム