140字小説
「……殺してくれ」
誰もいないベランダで呟く。風が冷たい冬の夜。このままここにいたら朝には凍死してるかな、なんて考えながら町を見下ろす。そのとき、俺と目があったのは、ロープを首に巻きつけた、向かいのアパートに住む少女だった。彼女は俺を見つめながら、何かを言った。
#140字小説
「……殺してくれ」
— Avril(アヴリル) (@avril_le_quatre) December 18, 2017
誰もいないベランダで呟く。風が冷たい冬の夜。このままここにいたら朝には凍死してるかな、なんて考えながら町を見下ろす。そのとき、俺と目があったのは、ロープを首に巻きつけた、向かいのアパートに住む少女だった。彼女は俺を見つめながら、何かを言った。#140字小説